食ロス、プラ対策に重点 「見える化」効果さらに拡充を

ごみをなく(79)そう ひとり1日79g!
 台東区は今年度から、今後10年で、区民1人1日当たり排出するごみ(資源含む)を79グラム(11%)減らす「一般廃棄物処理基本計画」をスタートさせました。家庭からの食品ロスの削減とプラスチック類の排出抑制がポイントです。

 区収集ごみはここ10年で4.7万トンから4.2万トンまで減りました。燃やすごみ、燃やさないごみとも減っています。台東区は人口が増加しているため、1人1日当たりの区収集ごみ量は2009年度から2019年度まで24%削減されました。戸別収集により区民に直接分別の徹底を働きかけた効果が表れました。一方、資源回収率は23%に到達しました。

 区は今後10年で、区民1人1日当たりの区収集のごみ・資源排出量を2019年度の730グラムを基準として651グラムまで減らす、79グラム減量という目標を掲げました。内訳は、ごみを563グラムから100グラム減らし、資源回収(リサイクル)へ21グラム移行するというものです。
 その減量方針の柱が、食品ロス削減とプラスチックごみの排出抑制です。

 とりわけ食品ロスの削減は重点的な削減推進計画を策定しました。本来食べられるのに捨てられる食品を食品ロスといい、食べ残し、直接廃棄などがあります。燃やすごみとして廃棄される食品ロスが、台東区では区民1人1日当たり2019年度52グラムありました。これを10年で半分の26グラムまで減らそうというものです。

 今後、区民への普及啓発として(仮称)食品ロス削減クッキングの日の創設、関連事業者等に対してもとりくみを支援する複数の事業を計画しています。

 この計画に向けた区民アンケートでは、食品ロス削減に対して何らかの取り組みを行っている家庭が9割近くに上り意識の高さがうかがわれるだけに、「一家庭が1日26グラム減らすと、食糧・水・森林などをどれだけ守ることにつながるのか」という「見える化」がもっと必要です。

プラ分別収集でCO2削減

 プラスチックごみについては、容器包装の資源回収について、日本共産党区議団は繰り返し区に求めてきました。今回、区がようやく方針化したことは評価できます。
 分別して資源回収することはもちろん、使い捨てプラスチック製容器包装等そのものを削減する、マイボトル・マイバッグ運動を推進するため小売店・飲食店と連携してプラスチックごみ減量・資源化の機運を高めることが大事です。
 プラスチック類を今回の目標通り分別収集すると年間2405トン、東京ドーム58個分のスギの人工林が1年間に吸収するCO2が減らせます。地球温暖化防止に貢献できます。

カクサン
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