簡易宿所でコロナ死亡者 検査の拡充、緊急療養施設確保を

 台東区内・山谷地域の簡易宿所の部屋で8月末、コロナ陽性者が死亡していたことがわかりました。

 この地域の簡易宿所は通称ドヤと呼ばれ、旅館業法に基づく宿泊施設です。3畳前後の部屋が並び、洗面所、トイレ、風呂は共同。日雇労働者や生活保護利用者が同じ部屋で長い間暮らしている住まいそのものです。

 台東保健所は「コロナが感染しやすい簡易宿所の生活環境を踏まえ、陽性者はできるだけ早く入院、ホテル等で保護している」と話します。しかし、日本共産党への情報提供者は「死亡者が出たドヤではそのすぐ前に陽性者が出ていた」。

 その人からの感染だったのかはわかりませんが、簡易宿所で陽性者が発生したら全員検査を行う、など区は今回の事態をしっかり検証すべきです。

 日本共産党台東区議団は先月19日の区長要望で、感染拡大の条件がそろう簡易宿所での対策を求めていました。ドヤの居住者には都内各地からの生活保護利用者が多数います。都の責任も重大です。

 路上生活者での陽性者も増えています。先月、発熱し陽性が判明した人が「入院先がない」と路上に戻されそうになった事例が出ています。区と都は緊急の療養場所を早急に確保すべきです。

カクサン
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