ロシアはウクライナの侵略をやめろ 広がる反戦・反核の世論

 既に多くの戦死者と共に200万人を超える戦争難民が出ているロシアのウクライナ侵略。プーチン大統領は、核兵器の使用をほのめかし世界を威嚇。チェルノブイリを制圧した後、ウクライナの原発も攻撃しています。これらに抗議する声が世界で大きく広がっています。区内各団体の取り組みを取材しました。

台東九条の会

 吾妻橋西詰で、毎月3日に取組まれている憲法改悪反対の宣伝。

 この日は13人が参加し、「プーチンは人を殺すな!」(写真㊤)をはじめロシアのウクライナ侵略反対を訴える自作のプラスターを持ち寄って区民と観光客に呼びかけました。署名と共にカンパも寄せられました。

 校外活動で浅草を訪れていた中学生達も関心を寄せていました。

ぶたちゅう

 衆院東京2区で立憲野党の共闘をめざしている市民運動〝みんなで未来を選ぶ@文京台東中央港(略称・ぶたちゅう)〟は5日、文京区民センターでドイツ文学翻訳家の池田香代子さんを講師に「日本国憲法から見た、ジェンダー、格差、不平等」と題した憲法学習会を開催、コロナ対策による入場制限にもかかわらず50人を超える参加がありました。

 池田さんは、講演の冒頭から「ロシアのウクライナ侵略は許せない」と話し、後半には「参加者の皆さん、意見を出して下さい」と呼びかけました。これに応えて参加者の意見交換が行われました。

 台東から参加した方からも、「市民運動としての支援活動の在り方と憲法について」の発言がありました。

台東原水協

 原水爆禁止台東協議会(台東原水協)は6日、入谷駅南口でロシアのプーチン大統領による核兵器威嚇発言と、それを利用した安倍元首相や日本維新の会らによる「核兵器共有発言」に抗議する宣伝行動に取り組みました。

 宣伝には19人が参加し、リレートークでは7人がマイクを握り、国連憲章や国際法を踏みにじったロシアのウクライナ侵略への抗議、「広島出身」を売りにする岸田首相に対する核兵器禁止条約への参加呼びかけ、政府への非軍事的人道支援の実施要求、日本の平和を守ってきた憲法9条の改悪反対、人類と共存しえない原発の廃止、等を訴えました

東京大空襲資料展

 3月10日(木)~13日(日)まで、東京大空襲資料展が浅草公会堂で〝被災77周年ふたたび惨禍を繰り返さないために〟として、3年ぶりに開催されています

カクサン