来年度からの中学校の教科書はどうなる

 今年8月、区教育委員会により、来年度から中学校で使用する教科書の選定が行われます。今回の検定は、現行の学習指導要領に基づく2回目のもので、10教科100点の教科書が合格しました。
 26日、共産党の伊藤のぶ子・鈴木のぼる両区議(写真上)は、生涯学習センター内の「教科書展示会」(7月3日・水曜日まで開催)を訪れ、これまで大きな問題になってきた歴史認識や道徳、社会の人権意識の高まりによるジェンダー平等などが教科書にどう反映しているのかについて調査しました。
 区民文教委員会所属の鈴木区議は、「中学校の教科書で『国史』という表題の歴史の教科書があるのにびっくりした。これが検定を通過するのが理解できない。政治の圧力で教育が歪められてはいけない。現場の教師による採択への実質的な参加が必要だ」と感想を述べました。

カクサン