実効ある補聴器助成めざし 足立区の施設を視察
共産党区議団

 本紙既報(2699号)の通り、区民の声と20年にわたる共産党区議団の論戦により、台東区でも11月から上限14万4900円(課税者は7万2450円)の補聴器助成制度がスタートします。実効ある事業への更なる改善を図るため、共産党区議団は先月28日、足立区の障がい福祉センター「あしすと」(自立生活支援室)を視察しました。

 足立区は、障がい福祉センターの発足時から「きこえ」の問題を重視し、20年前から「聞こえ」の相談事業を実施しています。それには専門の言語聴覚士が3名配置がされています。
 「きこえ」の相談は無料で月~金曜日に実施しています。遠方の方向けには、「きこえ」の出張相談も行っています。(いずれも予約制)
 そこでは、①防音室での聴力検査②補聴器の視聴体験・効果測定・調整への助言③3補聴器の助成制度案内などが行われています。
 足立区では、「あしすと」の取組みもあり、助成限度額は、5万円ですが、この5年間で認定件数で168件から344件へと大幅の増加し、予算額も1700万円から4260万円へと2.5倍増額されています。
 今回の「アシスト」視察において、補聴器の装着後の調整まできちんと助言・援助する専門家によるきめ細やかな相談活動を通じてきこえの改善につなげていくことの大切さを改めて痛感しました。
 きこえの改善により充実した生活を送ることは、健康寿命をのばし、医療費や介護費の抑制にも繋がります。

「あしすと」で、聴力検査を受ける伊藤のぶ子区議
職員から説明を受ける左からあきま洋・伊藤のぶ子・鈴木のぼるの各区議

区議会第2回定例会 日程

9/11(火)本会議 14時
/19(木)本会議 13時〔一般質問〕
/20(金)子育て・若者支援特別委員会
/24(火)環境・安全安心特別委員会
/25(水)文化・観光特別委員会
/26(木)交通対策・地区整備特別委員会
/27(金)産業建設委員会
/30(月)保健福祉委員会
10/ 1(火)区民文教委員会
/ 2(水)企画総務委員会
/ 4(金)決算特別委員会
/ 7(月)~
10(木)
決算特別委員会
/21(月)決算特別委員会〔総括質問〕
/25(金)決算特別委員会 11時30分
本会議 14時

*日本共産党の一般質問は、鈴木のぼる区議が担当します。決算特別委員会は、あきま洋・伊藤のぶ子両区議の担当です。時間の書いてない委員会は、10時開会です。

カクサン