eスポーツを活用した地域高齢者元気応援事業

行政視察報告(伊藤のぶ子区議)

 保健福祉委員会の行政視察で、11月13日に福井県庁を訪れ、eスポーツを活用した地域高齢者元気応援事業について視察しました。
 福井県では、介護予防事業に取り組む中で、非アクティブ高齢者と色々な催し物に参加したがらない男性への普及活動、及びあらゆる世代への普及が課題となっていました。
 その解決に向け、福井県では、年齢や性別に関わらず誰もが楽しむことのできるeスポーツに焦点を当てました。
 eスポーツとは、エレクトロニックスポーツの略で、電子機器を用いて行う娯楽・競技・スポーツ全般を云います。
 県のeスポーツ課が、令和6年度にeスポーツが〝ねんりんピック〟の正式種目となったことを契機に、公募によりeスポーツに関心のある高齢者施設・団体や大学病院と連携を図り、eスポーツ事業を介護予防事業として位置づけたのです。
 これにより、多世代交流の機会の創出やフレイル・認知予防の推進を図ることとしています。
 事業の実施状況を見るため、デイサービスを提供している「いちごデイセンターみのり」でのeスポーツ(太鼓の達人)=写真、を見学しました。
 参加者が身体でリズムをとり楽しんでいる姿に接し、手軽に取り組める有効な事業かな、と感じました。

カクサン