区内のある会合で、90歳を超えた女性が「8月になると、故郷での空襲のことや20数年前に訪れた広島の原爆資料館のことを思い出す」と話されるのを耳にしました。今年は「戦後80年」そして「被爆80年」。絶対に「新しい戦前」にはさせないという私たちの思いは、参院選での右翼的潮流の「躍進」とは相容れません。平和をリアルに語る8月に。
国民平和大行進
今年は被爆80年。核兵器廃絶を求める“平和大行進”が25日、入谷南公園から台東区役所まで行われました。
この行進は、5月6日に北海道の礼文島を出発し、北海道・東北・関東の各地を行進しながら、コースにあたる各自治体に対し“核廃絶”への要請行動に取り組んできました。
今年の原水爆禁止世界大会は、長崎をメインに開催されます。台東からは台東土建・区職労・新婦人・共産党区議団から5人が代表団として参加します。
昨年の日本被爆者団体協議会のノーベル平和賞受賞。そして7月23日には被団協と原水協・原水禁が共同声明を発表し日本政府に核兵器禁止条約への参加を求めるています。一方で、トランプ大統領による原爆投下正当化や参政党のさや氏による原爆保有発言、自衛隊の日米合同での原爆威嚇訓練等、キナ臭い動きも続いています。
核兵器廃絶を求める声を更に大きくしていきましょう。
