谷中の住民と区が協同し 区民がつくる広場へ

 朝倉彫塑館のある道沿いの谷中5丁目の土地所有者の方から、この場所を地域の『いこいの場にしてほしい』という希望を添えて台東区に土地の遺贈(寄付)がありました。その活用について、住民参加の論議がすすみ、愛称も『谷中ひだまりぽけっと』と決定しました。

 区は、この場所の運営会社を募り、朝倉彫塑館通り・未来共創コンソーシアムに決定。同社は、遺贈地の活用を住民と一緒に考えるため11回のワークショップを開催しました。そこでは、「この場所で野菜が作れたらいいですね」「みんなで料理が作れるイベントとか考えたい」とか「ちょこっと休める緑多く、樹木がいっぱいある場所にしてほしい」など参加者が自由に発言していました。
 交通対策地区整備特別委員会で「業者任せの設計ではなく、住民参加の設計」を求め、ワークショップにも参加してきた鈴木のぼる区議は、この場所だけを話し合うのではなく、近くにある「スペース小倉屋」と共に「谷中のまち全体を考えながら話し合いをしてきたことが特徴」と話しています。
 区としても、地域防災力向上のために防火水槽の埋め込みは必須としながら、敷地内建物も谷中の街並みに資する形状や地域の方たちも憩える場所にするとして対応してきました。
 区は、地域の方たちになじみやすいようにと愛称の募集を行い、4案に絞って1~2月の区民の投票で『谷中ひだまりぽけっと』と決定しました。
 鈴木区議は、区に対し、遺贈者の気持ちがずっと伝わるようプレートの設置を求めているとし、高齢者も子どもも来街者も誰もが集まれる『ひだまりぽけっと』になることを望みます、と語っています。

イメージ図(区のホームページから)
カクサン