区民生活まもる姿勢見えず 積立金620億円に

 現在開会中の区議会決算特別委員会は、集中審議を終わり、21日にヤマ場の総括質問を迎えます。共産党のあきま洋・伊藤のぶ子両区議による審議の内容については順次掲載していきます。
 決算で目につくことは、台東区に物価高・社会保障の切り下げで苦しむ区民を守る姿勢が見られないことです。基金(貯金)を30億円積み増しし、620億円にするなど、区民を守る施策に予算を充てず、ため込みを優先しています。
 平成26年度と比較すると積立金の総額は何と272億円も増額しているのです。何のための積立なのか充分な説明はありません。ちなみに、区債(借金)は、174億円です。

令和5年度各会計決算

註)単位100万円。小数点以下を四捨五入

会計名歳入歳出差引額
一般会計124,793116,8377,956
国民健康保険事業
会計
22,80922,392416
後期高齢者医療
会計
5,6005,376224
介護保険会計17,79617,494302
老人保健施設会計1551550
病院施設会計2902900
合計171,443162,5448,898
カクサン