区は、力ある財政で区民の福祉・営業・教育への支援を

 一般会計で区政史上最高額の1306億円となった台東区の来年度予算案(別表)が、5日に開会した区議会第一回定例会に提案されました。
 平成31年(令和元年、2019年)に995億円だった一般会計は、翌令和2年度(2020年度)には1000億円を超え今回に至っています。僅か5年で300億円も財政規模が大きくなったのです。
 加えて貯金ともいえる基金残高は、令和5年度(2023年度)の決算でみると、2年度決算と比べ126億円も増加し、620億円を超えました。区の財政が、区民のための予算を編成するのに十分な力を持っていることは明らかです。問題は区長の姿勢です。
 共同する会や共産党区議団が区民の声を予算要求書としてまとめ提出しましたが、それに応えたものになっているのか、予算案の内容についてしっかりした審議が求められます。

令和7年度台東区予算案

(単位:億円、小数点以下四捨五入)

会計名令和7年度令和6年度比較増減率
一般会計1,3061,232746.0
国民健康保険事業会計23723610.5
後期高齢者医療会計595822.8
介護保険会計18718521.3
老人保健施設会計74369.8
病院施設会計16610162.3
合計1,8121,720925.3
カクサン