ワクチン不足の不安 検査含む感染防止対策を

 国からの新型コロナウイルスのワクチン供給が減少する見通しになり、台東区の接種に影響を与えそうです。
 6日、台東区が発表した国からのファイザー社製ワクチン供給量は5月末までは2週間当たり33~34箱あり、高齢者の接種分までは確保できましたが、6月は急減。7月は2週間当たり13箱程度と半分以下になっています。
 現在、基礎疾患のある人や60~64歳、50~59歳の予約が始まりましたが、区は「今後のワクチン供給状況により、日時変更の可能性があります」(広報たいとう7月5日号)と、予約通りいかない可能性を報せています。
 接種している診療所では「2回目接種が8月いっぱいまでで予約を打ち切ってほしい、と言われた」など、影響が出ています。
 区は武田/モデルナ社製ワクチンでこれを補うため、新たに2か所の接種会場をつくり対応。同社製は7月から2か月ほどは供給の見通しがたったものの、それ以降は「週ごとに量がわかる」(区担当者)という綱渡りです。

 区はこの間、現在週2万回の接種を可能にするまで体制を整えてきましたが、ワクチンそのものが来なければどうにもなりません。
 国はワクチン確保に全力をあげ、供給見通しを自治体に早く示すべきです。
 台東区は供給減を想定し、在宅介護従事者、教員や保育士などエッセンシャルワーカーを最優先するなど、当面限りある資源を有効に活用する方針をもつべきです。また、ワクチン頼みではなく、だれでも・いつでも・無料で検査できるような検査体制の拡充が求められます。

カクサン
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