台東区でもコロナ感染急拡大

 台東区7月26日の発表(19日からの1週間の集計)はコロナ患者数で前週の6割増になりました。

 陽性率は前週の14.8%から22.7%に急伸。陽性者が増えているのに検査数は逆に減っています。保健所職員は頑張って疫学的な調査を行っているのですが、感染を追い切れていないと言えるのではないでしょうか。

 都内では経路がわからない感染が6割を占めています。今以上に、陽性者の調査で不安な人に対する検査を広げるべきです。社会的検査も徹底する必要があります。

 医療への不安も深刻です。入院調整中の患者は26日まではいませんでしたが、今週は入院先を探すのが大変になっています。ホテル療養について調整中の患者は前週の5人が54人と跳ね上がりました。自宅療養中も57人が111人に急増しています。保健所業務は逼迫し保健師による毎日の健康調査が十分にできなくなってしまいます。

 陽性者の3割が20代。外出を控え、ワクチン接種が迅速にすすむことが重要です。その一番強いアピールは五輪中止です。

カクサン