誰もが住みやすい台東区に 目の不自由な方と実態調査

 日本共産党鈴木のぼる区議は13日、福手裕子都議・金子文京区議とともに、4人の視覚障害者の方々と一緒に地域の〝安全な歩きやすさ〟について根津駅周辺の道路の調査を行いました。
 視覚障害や弱視の方が道を歩くとき頼りにするのが『点字ブロック』と『音声信号』です。
 言問通りの根津交差点では、点字ブロックが駅から東大までつながっています。一部の道にしかない点字ブロックですが、つながっていれば区施設や福祉施設などの目的地まで歩くことができると視覚障害の方は話をされていました。
 同交差点では、音声信号が不忍通り側にしかついていません。
 現地調査前の懇談のなかで、建物内にある点字ブロックが黄色でないことで弱視の方がどこにブロックがあるか分からなくて困るという声や台東区役所も1階のエレベーター付近しかブロックがないので総合案内にたどり着くのが大変だったとの体験も聞かれました。
 共産党区議団がいま行っている区民アンケートの中にも、点字ブロックの破損やシールがはがれているなどの声が寄せられています。
 区は、一斉点検の実施や当事者の声を聴く場を設ける必要があります。

カクサン