能登半島地震 「人と物の支援を」区長に要請
日本共産党台東区議団

 日本共産党台東区議団は9日、服部征夫区長への「能登半島地震被災地への支援に関する申し入れ」を、あきま洋団長が杉光邦彦危機管理室長に提出しました。

 日本共産党台東区議団の要望は以下4点です。

  1. 被災自治体のニーズをよくつかみ、現地と相談・連携し、人員派遣、不足物資の提供など、緊急かつ有効な支援を行うこと。
  2. 具体的には、被災自治体での行政機能の維持や復旧・復興に係る事務への人的支援、現地避難所でのコロナやインフルエンザなどの感染症対策や公衆衛生対策、福祉避難所運営での人的・物的支援など。
    社会福祉協議会のボランティアセンターを中核に、区民や区内企業・団体による被災地支援ボランティアを現地と結んで、有効な支援活動につなげること。その活動を援助すること。
  3. 避難所やみなし仮設住宅等に入ることができず、被災地での寒さや環境面などで避難所生活が困難な災害弱者で、区民の縁故者に対し、当面安心して暮らすことができる住宅または宿泊施設を区内に用意し受け入れること。
  4. 区役所本庁舎、区民事務所や地区センターほか公共施設での救援募金箱の設置を行うこと。

 杉光室長は、「区は物資や人の支援を準備している」と答えました。
 区は9日、庁舎1階の戸籍課や区民事務所などの出先機関に募金箱を設置。ホームページでも呼びかけています。社会福祉協議会でもボランティア支援が始動する見込みです。

 4日、新年の区内宣伝に取り組んだ日本共産党台東区議団は、入谷駅前において、能登半島地震の救援募金を区民に訴えました。募金は全額被災地にお届けします。左から、あきま洋・伊藤のぶ子・鈴木のぼるの各区議。

カクサン