日本共産党第29回党大会に参加して

台東地区委員長 秋 間   洋

 15~18日、日本共産党第29回大会に代議員として参加しました。 メディアは委員長人事ばかり注目していましたが、今回の大会決定は、国際情勢論、日本政治の行き詰まり打開の道、人間の自由と社会主義、党建設論の解明など、大変豊かな内容です。

 討論で圧倒されたのは、20~30代の若い代議員による、民青同盟や青年学生分野での党員拡大での自信に満ちた発言でした。LGBT当事者の2人の若い代議員には目頭が熱くなりました。

 地方議員の発言も全体の2割を占め、党活動におけるその役割の大きさを示しました。

 機関紙130%達成の富山県・氷見市議の穴倉代議員は、「能登地震後すぐに児童の心身の安全確保などの要望書を提出。昨年16年ぶりに空白克服が出来たから市民の声を届けられた」。広島市議の清水代議員は「土砂災害、西日本豪雨災害で住民要求を実現し、崩壊寸前から130%の党となり、統一地方選で市議・県議とも議席増を勝ち取ることができた」。

 住民の苦難軽減、政策と要求、議会論戦などの活動と、党建設に果たす大切な任務が浮き彫りになったのではないでしょうか。大会方針となった「自民党政治を終わらせる国民的大運動」を前進させるためにも議員の使命は重要です。

 台東区では、昨年党の議席を後退させてしまいました。区民のみなさんへの責任を果たすため、なんとしても次期区議選で前進させねば。そのためには若い世代での党建設が待ったなし、と決意を新たに帰ってきました。

カクサン