東京都教育委員会は22日、2026年度入試から、都立高校6校の夜間定時制課程で生徒募集を停止（2028年度末廃止）する方針を明らかにしました。台東区の蔵前工科高等学校の定時制課程も含まれています。
都はチャレンジスクールの定員を増やすなどして不登校経験者等の受け皿にしているから、と定時制縮小を合理化していますが、定員数で切られる実態があります。そもそも代替できません。
異常にゆがんだ競争教育のもとで傷ついた子どもや、急増する外国人の子どもをはじめ、年齢にかかわらず、少人数で一人ひとりに合わせた支援ができるのが夜間定時制の重要な役割です。
しかも蔵前工は建築や設備工業の専門的知識・技能を修得できる特別な学校です。
廃止反対の世論と運動を大いに巻き起こしましょう。