不登校の生徒に寄り添う 上野中学校のチャレンジクラス

日本共産党台東区議団が視察

 上野中学校のチャレンジクラスは「グランツクラス」という名称。「グランツ」は「輝く」という意味です。だれがきても輝けるクラスに、との思いがこもっています。
 現在、通っているのは1~3年生で11人。区内のどの中学校からの生徒も利用する権利はありますが、スタートしたばかりということもあり、現時点では上野中学校の不登校生徒だけのようです。
 視察した日は、2年生が技術、3年生が美術の授業を、マンツーマンでとても楽しそうに受けていました。教員のやさしく丁寧な指導を目の当たりにし、少人数教育の優位性を実感。3年生は全員進路が決まり、数学に秀でた生徒もいるとのことでした。
 ただでさえ忙しすぎる教員に負担をかけるべきではありません。チャレンジクラスの教員体制は、事業を推進している東京都の責任で行うべきです。
 登校はできるが教室に入れない児童・生徒を対象にした校内別室登校支援員についても視察しました。今年度から区立の全小中学校でスタートした同事業は、上野中学校は「ほっとルーム」という名称で空き教室を利用し1日4時間行っています。
 この日は数学をマンツーマンで支援しているところを視察。学力向上推進ティーチャーの熱心な指導が心に残りました。
 チャレンジスクールや校内別室登校支援員ともに、さらに前進が期待されます。それだけに都区ともに、知的障害や発達に課題のある生徒の受入れ、教育委員会の各校への通達の改善、正規・会計年度任用教諭の確保など、現場の実践の中でおきている問題をよくつかみ、上野中学校をはじめとした経験に学び、支援を強めていくべきです。

カクサン