台東区は、野村不動産ライフ&スポーツ株式会社が運営するメガロス武蔵小金井店で7月末児童が死亡する事故をおこしたことで、同社が指定管理者である区立清島温水プールの水泳教室を休止しました(写真下=施設内に掲示されたお知らせ)。日本共産党台東区議団はかねてから同社の運営方法についての問題点を指摘してきました。

7月28日、野村不動産ライフ&スポーツ株式会社が運営する小金井市のスポーツ施設・メガロス武蔵小金井店のプールで、小学一年生1名が溺れて亡くなる事故がおきました。
この事故は、同社が運営する民設民営学童保育所「メガロス東小金井学童クラブ」による体験教室中におきたものです。子ども17人が水遊びを実施した際、6歳男子が自らの身長113センチより深い水深120センチの所で溺れ浮いていたところを数分後にうつ伏せで浮いているのを発見され、救急搬送後死亡が確認されました。当時、スポーツクラブの監視員と学童保育のアルバイト職員の合わせて2人だけの体制でした。これは7月2日こども家庭庁の放課後児童クラブにおける夏期休暇中のプール活動安全管理通知に違反していると言わざるを得ません。
同施設では、昨年3月にもキッズスイミングに参加していた10歳女児が溺れる事故をおこしていました。
利益第一やめよ 共産党が追及
この事故を受け台東区は、野村不動産ライフ&スポーツが指定管理者の区立清島温水プールについて、8月1日からキッズスイミングを含むすべての水泳教室を休止にしました。
日本共産党台東区議団は区民からの通報を受け、清島温水プールでも一昨年・今年と事故があったにもかかわらず指定管理者は区に報告していなかったことを追及。
一般利用者の利用機会を奪うような高い利用料の教室、事故につながりかねない危機管理体制の希薄さ、などを繰り返し指摘し、一部改善させてきました。
5月の区議会企画総務委員会では、あきま洋区議が、区の指定管理者評価でこの会社が及第点をとっているが、「安全管理の問題で公の目的に沿ってきちんとやられているのか」と質問しました。
区の理事者は「条例で定められた施設設置目的に沿って運用されている」と答弁しました。そんな矢先の今回の死亡事故でした。
小金井市では、同社が運営する学童クラブを同社のプールを利用しダブルで利益を上げていた疑いが濃厚です。 「効率化」優先、利益第一主義の同社に任せきりにしたことに事故の原因があるのは明らかです。
台東区は清島温水プールの運営において、野村不動産ライフ&スポーツの指定管理者契約を見直すべきです。